おはようございます
うすざわ接骨院、臼沢 和広です。
今回は剣道をやる方に多いアキレス腱の痛みについてです
剣道はとても激しい運動で重い防具をつけ前後、左右と激しい動きが求められます
夏でも体育館で暑い中、稽古をするので強靭な体力と精神が鍛えれる武道だと思います。
激しい動きなので怪我や体の痛みが発症することもあります
今回、下記に症例動画をあげた剣道少年の症例について説明します。
前日の稽古で足を沢山使い左足アキレス腱の痛みが発症し来院されました。
患者様は 歩く動作 ジャンプ などで左足アキレス腱の場所に痛みが出るとの訴えでした。
初めに実際痛む動作を再現して頂いた所
特に片足でのジャンプ、ケンケンが痛みで右足ではスムーズに出来ますが左足では痛みで全く出来ませんでした…
その後の検査では実際に何が痛みの原因なのか?を細かく確認します。
実は、アキレス腱は断裂していても痛みが出ない場合もあります。
これはなぜかというとアキレス腱に痛みを感じる神経が通ってないからです。
今回の症例は患者様の訴えとしてはアキレス腱ですが原因はその他に
潜んでいる事が考えられます
当院ではこの原因を探す検査に力を入れています。検査7割、治療3割といってもいいかなと思います。
原因が分からずにただ治療をしていても全く症状は良くなりません
手で調べたり、場合によってはエコー検査をして画像でも確認するようにしています。
話は戻り、剣道少年の治療ですが原因がわかったらその場所を丁寧にアプローチしていきます
治療後は必ず治療前に痛みの出た動きを実際に動いていただき再確認します。
この時は一番実は緊張します…
動きは痛みなく片足でケンケンもでき走る事も出来ました
動画でも写っていますがテーピングや包帯固定はしていません。
当院の考えとしては、なるべく固定をせずに積極的に動かしながら治します。
患者様の回復はものすごく早いです。
また患者様にもご自宅でのホームケアをお伝えしより早い回復と再発予防をお伝えしています。
今回の剣道少年も普段から熱心に稽古を頑張っているので再発予防が大事だと思いました
少ない通院回数での早期改善を目指す治療を心がけています!
当院ではその為に患者様にもホームケアをお伝えし治療に参加して頂
いています。
足首の捻挫、肉離れ、成長痛(オスグッド病、セーバー病)
再発予防(ストレッチ、ピラティス)
を得意としていますのでお悩みのかたは是非ご相談ください